新卒看護師の老年期患者に対する全身清拭の実態

観察法による調査

Translated title of the contribution: The realities of bed bath the old age patients by new graduate nurses

堀井 直子, 堀 文子, 三吉 友美子, 新美 綾子

Research output: Contribution to journalArticle

Abstract

目的看護基礎教育における技術教育のあり方を検討するために、新卒看護師が行う老年期患者に対する全身清拭の実態を明らかにする。方法質的因子探索型研究とし、H17年3月に3年課程の看護基礎教育機関を卒業した看護師12名の老年期患者に行う清拭を参加観察した。そこで得られたデータを類似性・相違性に従って分類、命名し、サブカテゴリー、カテゴリーヘと抽象化を行った。調査期間:平成17年8月11日〜9月5日。結果12名の看護師から、看護技術の提供という行動は総数454抽出され、【I.患者の安全を保つ方法での実施】【II.基準に則った方法での実施】【III.患者の身体的状態に対応した方法での実施】【IV.ケアによる状態悪化を防ぐための観察と対処行動】【V.知識・技術・配慮不足による未熟なケア】【VI.ケアを通して行う健康状態改善のためのアプローチ】の6カテゴリーが形成された。卒業後半年では、生活援助といえども、完全なひとり立ちは困難である実態が伺えた。また技術教育においては、省略とは異なる技術の効率化について、もっと本質的に考え、実践できるような知識、技術の教育を強化する必要性が示唆された。
Original languageJapanese
Pages (from-to)1-12
Number of pages12
Journal中部大学生命健康科学研究所紀要
Volume3
Publication statusPublished - 03-2007

Cite this

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新卒看護師の老年期患者に対する全身清拭の実態 : 観察法による調査. / 堀井直子; 堀文子; 三吉友美子; 新美綾子.

In: 中部大学生命健康科学研究所紀要, Vol. 3, 03.2007, p. 1-12.

Research output: Contribution to journalArticle

TY - JOUR

T1 - 新卒看護師の老年期患者に対する全身清拭の実態

T2 - 観察法による調査

AU - 堀井, 直子

AU - 堀, 文子

AU - 三吉, 友美子

AU - 新美, 綾子

PY - 2007/3

Y1 - 2007/3

N2 - 目的看護基礎教育における技術教育のあり方を検討するために、新卒看護師が行う老年期患者に対する全身清拭の実態を明らかにする。方法質的因子探索型研究とし、H17年3月に3年課程の看護基礎教育機関を卒業した看護師12名の老年期患者に行う清拭を参加観察した。そこで得られたデータを類似性・相違性に従って分類、命名し、サブカテゴリー、カテゴリーヘと抽象化を行った。調査期間:平成17年8月11日〜9月5日。結果12名の看護師から、看護技術の提供という行動は総数454抽出され、【I.患者の安全を保つ方法での実施】【II.基準に則った方法での実施】【III.患者の身体的状態に対応した方法での実施】【IV.ケアによる状態悪化を防ぐための観察と対処行動】【V.知識・技術・配慮不足による未熟なケア】【VI.ケアを通して行う健康状態改善のためのアプローチ】の6カテゴリーが形成された。卒業後半年では、生活援助といえども、完全なひとり立ちは困難である実態が伺えた。また技術教育においては、省略とは異なる技術の効率化について、もっと本質的に考え、実践できるような知識、技術の教育を強化する必要性が示唆された。

AB - 目的看護基礎教育における技術教育のあり方を検討するために、新卒看護師が行う老年期患者に対する全身清拭の実態を明らかにする。方法質的因子探索型研究とし、H17年3月に3年課程の看護基礎教育機関を卒業した看護師12名の老年期患者に行う清拭を参加観察した。そこで得られたデータを類似性・相違性に従って分類、命名し、サブカテゴリー、カテゴリーヘと抽象化を行った。調査期間:平成17年8月11日〜9月5日。結果12名の看護師から、看護技術の提供という行動は総数454抽出され、【I.患者の安全を保つ方法での実施】【II.基準に則った方法での実施】【III.患者の身体的状態に対応した方法での実施】【IV.ケアによる状態悪化を防ぐための観察と対処行動】【V.知識・技術・配慮不足による未熟なケア】【VI.ケアを通して行う健康状態改善のためのアプローチ】の6カテゴリーが形成された。卒業後半年では、生活援助といえども、完全なひとり立ちは困難である実態が伺えた。また技術教育においては、省略とは異なる技術の効率化について、もっと本質的に考え、実践できるような知識、技術の教育を強化する必要性が示唆された。

M3 - Article

VL - 3

SP - 1

EP - 12

JO - 中部大学生命健康科学研究所紀要

JF - 中部大学生命健康科学研究所紀要

SN - 1880-3040

ER -